酢蛸(読み)すだこ

精選版 日本国語大辞典 「酢蛸」の意味・読み・例文・類語

す‐だこ【酢蛸】

〘名〙 ゆでた蛸をうすくそいで酢にひたした料理
浄瑠璃・傾城阿波の鳴門(1768)五「肴は酢鮹(スダコ)か、祝儀をいはうて酢鮹(スダコ)とは、コリャ出来た」

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デジタル大辞泉 「酢蛸」の意味・読み・例文・類語

す‐だこ【酢×蛸】

ゆで蛸を酢につけたもの。また、ゆで蛸を薄く切り、二杯酢をかけた酢の物

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「酢蛸」の解説

すだこ【酢蛸】

①みずだこなどのたこをゆでて赤く着色し、酢を主とした調味液に漬け込んだもの。切り口が紅白となることから、縁起がよい食材として正月料理などに用いる。薄くそいで食べる。
②たこをゆで、薄くそいで酢や合わせ酢につけた料理。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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