醜穢(読み)しゅうかい

精選版 日本国語大辞典 「醜穢」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐かい シウクヮイ【醜穢】

〘名〙 (形動) =しゅうわい(醜穢)
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三「醜穢(シウクヮイ)と認めねばこそ、身を不潔な境に処(お)きながら、それを何とも思はぬ顔色

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デジタル大辞泉 「醜穢」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐わい〔シウ‐〕【醜×穢】

[名・形動]みにくくけがらわしいこと。また、そのさま。しゅうかい。
学生品行も随分―なりしと」〈逍遥当世書生気質

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普及版 字通 「醜穢」の読み・字形・画数・意味

【醜穢】しゆう(しう)わい

みにくく、けがらわしい。〔隋書、宇文化及伝〕初めの功を以てを濮陽郡侯に賜ふ。(じよういん)醜穢、爲さざる無し。

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