釈台(読み)しゃくだい

精選版 日本国語大辞典 「釈台」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐だい【釈台】

〘名〙 講釈師寄席講釈を演ずるとき高座に置かれる台。講釈師の演台
巷談本牧亭(1964)〈安藤鶴夫〉春高楼の…「高座の中央には、いつものように、ぴたりと釈台(シャクダイ)が置いてあるのも、いかにも本牧亭である」

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デジタル大辞泉 「釈台」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐だい【釈台】

講談師の前に置く台。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の釈台の言及

【講談】より

…寄席演芸の一種。ふつう,武勇伝,仇討(あだうち),政談,実録のたぐいを,釈台と呼ばれる机を前に張扇をたたきながら,ひとりで口演する。〈講釈〉というのが明治以前の伝統的な呼称。…

※「釈台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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