釈褐(読み)セッカツ

デジタル大辞泉 「釈褐」の意味・読み・例文・類語

せっ‐かつ〔セキ‐〕【釈褐】

身分の卑しい者の着る衣服である褐を脱ぎ捨てて君子の前に出る意から》野にあった人が初めて仕官すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「釈褐」の読み・字形・画数・意味

【釈褐】しやくかつ

褐服をぬいで官服をつけ、役人となる。漢・揚雄〔解〕夫(そ)れ上世の士、或いはを解かれて相となり(管仲)、或いはを釋(と)いて傅(ふ)たり(殷の武丁に見出されて三公となった傅説(ふえつ))。

字通「釈」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android