里隣(読み)さとどなり

精選版 日本国語大辞典 「里隣」の意味・読み・例文・類語

さと‐どなり【里隣】

〘名〙 となり合っている家。となり。近所近隣
書紀(720)推古一二年四月(岩崎本訓)「人皆党(たむら)有り。亦達(さと)る者少し。是を以て、或いは君父(かそ)に順はず。乍(また)隣里(サトトナリ)に違へり」

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デジタル大辞泉 「里隣」の意味・読み・例文・類語

さと‐どなり【里隣】

隣り合っている家々。近所。近隣。
「このいさかひを見るとて、―の人、いちをなして聞きければ」〈宇治拾遺・一〇〉

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