重体・重態(読み)じゅうたい

精選版 日本国語大辞典 「重体・重態」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐たい ヂュウ‥【重体・重態】

〘名〙 (形動)
病気容体がおもいこと。おもい病状。また、そのさま。
歌舞伎東京日新聞(1873)大切「半次郎儀、昨今病気重態(ヂウタイ)ゆゑ、則ち私代を兼ね、罷り出ましてござりまする」
思想信仰等への傾倒が甚だしくなって、平静の状態に戻りがたいこと。また、そのさま。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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