重四(読み)ちょうし

精選版 日本国語大辞典 「重四」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐し【重四】

〘名〙 (「ぢょうし」とも) 双六(すごろく)で、二つの采(さい)にともに四の目が出ること。じゅうし。
幸若・和田宴(室町末‐近世初)「さいのめに朱をさひて、其時までは、でっち重二、重三でうし、でく、重六と申せしを、朱三朱四と申す事、此御代よりもはじまれり」

じゅう‐し ヂュウ‥【重四】

〘名〙 双六(すごろく)で、二つの賽(さい)の目がともに四と出ること。朱四。ちょうし。
平治(1220頃か)上「重三重四の目に朱をさされてより」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「重四」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐し〔ヂユウ‐〕【重四】

双六すごろくで、二つのさいの目がともに四と出ること。朱四。ちょうし。

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