重松逸造(読み)しげまつ いつぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「重松逸造」の解説

重松逸造 しげまつ-いつぞう

1917-2012 昭和後期-平成時代の疫学者。
大正6年11月25日生まれ。金沢大教授,国立公衆衛生院疫学部長をへて,昭和56年放射線影響研究所理事長。イタイイタイ病スモンなどの疫学的研究,原爆被爆者追跡調査などを指導した。平成24年2月6日死去。94歳。大阪出身。東京帝大卒。著作に「疫学とはなにか―原因を追求する科学」「日本の疫学―放射線の健康影響研究の歴史教訓」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android