世界大百科事典(旧版)内の野伏(地名)の言及
【式根島】より
…地下水に乏しく天水に依存するためと,既成の土地分割に基づいて開拓されたために,集落は集合形態をとらず,台地上に散村形態をなしている。海岸線は伊豆諸島では珍しく複雑で,小湾内はしばしば船舶の避難場所となり,北部の野伏(のぶせ)が島の表玄関をなす。また島の南端の地鉈(地奈多)(じなた)と足付(あしつき)には海岸に温泉が湧出して天然の岩風呂となり,昭和40年代から観光地化が進んで民宿も増えている。…
※「野伏(地名)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」