野太鼓・野幇間(読み)のだいこ

精選版 日本国語大辞典 「野太鼓・野幇間」の意味・読み・例文・類語

の‐だいこ【野太鼓・野幇間】

〘名〙 内職太鼓持ちをする者。素人の太鼓持ち。転じて、芸がなくて、ただ客の座をとりもつだけの太鼓持ちを卑しめて呼ぶ語。町太鼓、野幇間(のほうかん)
洒落本傾城買四十八手(1790)見ぬかれた手「のたいこの何がし、もししったきゃくがゐらば、をしうりせんと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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