野山獄相聞抄(読み)ノヤマゴクソウモンショウ

デジタル大辞泉 「野山獄相聞抄」の意味・読み・例文・類語

のやまごくそうもんしょう〔のやまゴクサウモンセウ〕【野山獄相聞抄】

古川薫による歴史小説。野山獄に幽閉されていた吉田松陰と、年上の女囚高須久子の交情を描く。昭和53年(1978)発表同作を表題作とする小説集は昭和56年(1981)に刊行。昭和61年(1986)の文庫化に際して「吉田松陰の恋」に改題された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android