野木町(読み)のぎまち

日本歴史地名大系 「野木町」の解説

野木町
のぎまち

面積:三〇・四四平方キロ

県最南端に位置し、標高二五メートル前後の宇都宮西台地上にある。北・東は小山おやま市、西は藤岡ふじおか町、南は茨城県古河市・同県猿島さしま総和そうわ町。台地上には谷底平野が入り込み水田化され、西端の低地おもい川が南西流して渡良瀬川と合流する。東部を宮戸みやと川が南流し、農業用水として重要である。国道四号、JR東北本線が通り野木駅がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「野木町」の意味・わかりやすい解説

野木〔町〕
のぎ

栃木県南端,下野平野南部にある町。 1963年町制。大部分洪積台地であるが,水田が広く,トマトなどの施設園芸も行われる。中心地区の野木は日光街道宿場町として発展。現在は野木駅に接して工業団地があり,薬品文房具タイルなどの製造工業が立地。旧下野煉瓦製造会社煉瓦窯は重要文化財に指定。野木神社の提灯竿もみ祭 (12月3日) は奇祭で知られる。面積 30.27km2人口 2万4913(2020)。

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