野沢 喜左衛門(3代目)(読み)ノザワ キザエモン

新撰 芸能人物事典 明治~平成 の解説

野沢 喜左衛門(3代目)
ノザワ キザエモン


職業
義太夫三味線方(文楽)

専門
人形浄瑠璃,三味線

本名
加藤 利雄(カトウ トシオ)

別名
前名=野沢 勝平(ノザワ カツヘイ)

生年月日
昭和13年 6月13日

出生地
大阪府 大阪市

学歴
中学〔昭和28年〕卒

経歴
昭和25年12歳で2代目野沢勝太郎に入門し、勝平を名乗る。62年3代目喜左衛門を襲名スケールの大きな時代物を得意とし、55〜59年7代目竹本住太夫の相三味線を務めた。作曲にも才を示し、主な作品に「鬼一法眼くらま山」「平家女護ケ島」「夫婦善哉」「浅間殿様」がある。

受賞
文楽協会賞〔昭和41年〕,芸術選奨文部大臣新人賞(昭42年度),大阪文化祭賞〔昭和58年〕

没年月日
平成18年 6月18日 (2006年)

家族
養父=野沢 喜左衛門(2代目)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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