野色(読み)やしょく

精選版 日本国語大辞典 「野色」の意味・読み・例文・類語

や‐しょく【野色】

〘名〙 野原景色。野原のながめ。野の色合い
※蕉堅藁(1403)古河襍言「際空埜色煙連草、高夜松声月在枝」 〔李白‐安陸白兆山桃花巖寄劉侍御綰詩〕

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デジタル大辞泉 「野色」の意味・読み・例文・類語

や‐しょく【野色】

野原の景色。また、野原の風情
[類語]景色山色さんしょく水色すいしょく白砂青松はくしゃせいしょう野景柳暗花明りゅうあんかめい春景煙景秋景雪景夕景せっけい・ゆうけい暮景晩景夜景

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普及版 字通 「野色」の読み・字形・画数・意味

【野色】やしよく

野原の景色。唐・白居易〔冀城北原の作〕詩 野色、何ぞ(まうさう)たる 秋聲、亦た(せうそ)(ものさびしい)

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