野際白雪(読み)のぎわ はくせつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野際白雪」の解説

野際白雪 のぎわ-はくせつ

1773-1849 江戸時代後期の画家
安永2年生まれ。文人画野呂介石(のろ-かいせき)にまなび,狩野派画法もおさめて生地紀伊(きい)和歌山で藩絵師となる。山水画にすぐれ,殿中の絵画制作にあたった。嘉永(かえい)2年10月21日死去。77歳。名は蔡徴,載長。字(あざな)は伯亀。別号に石湖。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android