野鶴(読み)ヤカク

デジタル大辞泉 「野鶴」の意味・読み・例文・類語

や‐かく【野鶴】

野に遊ぶツル。仕官しないで俗世間にいる人のたとえ。「閑雲野鶴

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精選版 日本国語大辞典 「野鶴」の意味・読み・例文・類語

や‐かく【野鶴】

〘名〙 野にいる鶴。仕官しないで俗世間から超然としている人にたとえる。→閑雲野鶴
※類聚句題抄(11C中)高天澄遠色〈村上天皇〉「野鶴一沖晴後失、寒鴻千点望中銷」 〔劉長卿‐送方外上人詩〕

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普及版 字通 「野鶴」の読み・字形・画数・意味

【野鶴】やかく

野に遊ぶ鶴。〔晋書、忠義、紹伝〕()紹、始めて洛に入る。或ひと王戎に謂ひて曰く、昨(きのふ)稠人中に於て、始めて紹を見たるに、昂昂然として、野鶴の鷄羣に在るが如しと。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野鶴」の解説

野鶴 やかく

幸塚野鶴(こうづか-やかく)

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