精選版 日本国語大辞典 「金口」の意味・読み・例文・類語
きん‐ぐち【金口】
〘名〙 (「きんくち」とも)
きん‐こう【金口】
〘名〙
② ⇒こんく(金口)
④ 相手を敬ってその人の言葉をいう語。〔梁昭明太子‐七契〕
きん‐く【金口】
〘名〙 =こんく(金口)
※文明本節用集(室町中)「唱門師 シャウモンシ 金口(キンク)打也」
かね‐ぐち【金口】
〘名〙 金銭の用件。金銭に関すること。
※歌舞伎・心謎解色糸(1810)二幕「ハテ、この男は、ちっと貴様に金口の相談があっての」
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