金吾(読み)キンゴ

デジタル大辞泉 「金吾」の意味・読み・例文・類語

きん‐ご【金×吾】

《漢代に宮門警備天子護衛に当たった武官執金吾」の略》衛門府唐名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「金吾」の意味・読み・例文・類語

きん‐ご【金吾】

〘名〙
① (金革(きんかく)でふせぐ意) 漢代、宮門の警衛をつかさどった武官。執金吾(しつきんご)。〔新板職原抄大全(1659)〕〔王建‐宮詞一百首・其八九〕
② (①より) 左右の衛門府(えもんふ)の唐名。また、衛門督(えもんのかみ)、佐(すけ)などの総称
菅家文草(900頃)一・奉和執金吾相公弾琴之什「見説秋堂事、金吾撫玉琴

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普及版 字通 「金吾」の読み・字形・画数・意味

【金吾】きんご

執金吾。

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