金容（読み）こんよう

精選版 日本国語大辞典

こん‐よう【金容】

〘名〙 金色に輝く仏像などの容姿。きんよう。

※万葉（８Ｃ後）五・悲歎俗道仮合即離易去難留詩序「釈迦能仁掩_二金容于双樹_一」

※屋代本平家（１３Ｃ前）八「宝祚を守らんが為、蒼生を利せんが為に、三身の金容(コンよう)を顕し」

きん‐よう【金容】

〘名〙 仏または仏像などの金色に輝く姿。こんよう。

※高野本平家（１３Ｃ前）二「今は供仏(くぶつ)を嶺の嵐にまかせ、金容(キンヨウ)を紅瀝(こうれき)にうるほす」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

きん‐よう【金容】

⇒こんよう（金容）

こん‐よう【金容】

金色に輝く仏像の容姿。きんよう。

出典　小学館

普及版 字通

【金容】きんよう

仏像。

字通「金」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」