金春・今春(読み)こんぱる

精選版 日本国語大辞典 「金春・今春」の意味・読み・例文・類語

こんぱる【金春・今春】

[1] 〘名〙
申楽談儀(1430)堀本附載・永正一一年「観世方三番目、金春方四番目なり」
② 「金春」を名のる能役者。特に「金春大夫」をいう。
※申楽談儀(1430)二一こんぱるは、舞をばえ舞はざりし者也。曲事をせし為手(して)也」
※わらんべ草(1660)五「四座の内に、金春の家のつぎには、わが家ほど久しきはあるべからず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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