金甌(読み)きんおう

精選版 日本国語大辞典 「金甌」の意味・読み・例文・類語

きん‐おう【金甌】

〘名〙 黄金で作った瓶(かめ)。→金甌無欠(きんおうむけつ)
日本詩史(1771)三「玉燭継光、金甌無虧」 〔新唐書‐崔琳伝〕

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デジタル大辞泉 「金甌」の意味・読み・例文・類語

きん‐おう【金×甌】

黄金で作った、かめ。

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普及版 字通 「金甌」の読み・字形・画数・意味

【金甌】きんおう

黄金で作ったかめ。〔南史、朱伝〕侯景るにび~議~未だ決せず。()嘗(かつ)て~獨り言ふ、我が國家はほ金甌の(ごと)し。一の傷缺も無し。承此(かく)のし。~(も)し容受せずんば、らくは後來のみをたんと。~之れをる。

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