世界大百科事典(旧版)内の金華山(ビロード)の言及
【ビロード】より
…地組織は平織が多いが,綾織や繻子(しゆす)織のものもある。以上を基本として各種のビロードがつくられるが,特に緯糸に金糸と彩糸を織り交えた紋ビロードは〈金華山〉と称し,高級帯地,装飾布として珍重された。またヨーロッパでは中世より最も高価な織物として,教会の祭壇用の掛布や司教の祭服,王侯貴族の衣料として用いられてきた。…
※「金華山(ビロード)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」