金飛脚(読み)カネビキャク

デジタル大辞泉 「金飛脚」の意味・読み・例文・類語

かね‐びきゃく【金飛脚】

江戸時代江戸と京・大坂との間で公私金銀を運んだ飛脚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「金飛脚」の意味・読み・例文・類語

かね‐びきゃく【金飛脚】

〘名〙 江戸時代、江戸と大坂にある幕府御金蔵を往復するほか、公私金銀の運送に従事した飛脚。千両箱を馬に乗せて運搬したという。
※俳諧・物種集(1678)「番は自身に軒のしら雪 あつけ置比は霜夜のかね飛脚〈順座〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android