針ほどの事を棒ほどに言う(読み)はりほどのことをぼうほどにいう

精選版 日本国語大辞典 の解説

はり【針】 ほどの事(こと)=を棒(ぼう)ほどに言(い)う[=に棒(ぼう)つく]

小さな事を大きく言いふらす。おおげさに言う。誇張する。針小棒大。
甲陽軍鑑(17C初)品三九「上方武士は〈略〉針(ハリ)ほどの事を棒(ボウ)程に過言を申」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 の解説

はりほどのことぼうほどに

小さいことを大げさに言うたとえ。針小棒大。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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