釣戸(読み)ツリド

デジタル大辞泉 「釣戸」の意味・読み・例文・類語

つり‐ど【釣(り)戸/×吊り戸】

上方金具を取り付け、上へつり上げれば開き、下ろせば閉まるようにした戸。蔀戸しとみどの類。
車付きの金物でつった戸。重い引き戸や折り畳み戸などで用いられ、鴨居かもいに設けたレールを車が滑ることによって開閉する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「釣戸」の意味・読み・例文・類語

つり‐ど【釣戸】

〘名〙 上部蝶番(ちょうつがい)または壺金(つぼがね)をつけ、開ける時は上へつり上げ、おろすと閉まるようにした戸。蔀戸(しとみど)などの類。
※俳諧・毛吹草(1638)三「付合〈略〉釣(ツリ)戸の金物」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「釣戸」の読み・字形・画数・意味

【釣戸】ちようこ

釣家

字通「釣」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android