鈴木重嶺(読み)すずき しげね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木重嶺」の解説

鈴木重嶺 すずき-しげね

1814-1898 幕末-明治時代の武士,歌人
文化11年6月生まれ。幕臣。鑓(やり)奉行,佐渡奉行などをつとめる。維新後,佐渡相川県権(ごんの)知事となる。国学,和歌村山素行,伊庭秀賢(いば-ひでかた)にまなぶ。明治11年退官し,東京で鶯蛙吟社を組織した。明治31年11月26日死去。85歳。初名は有定。通称は大之進。号は翠園(すいえん)。著作に「志能夫具佐(しのぶぐさ)」「於よづれ言」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android