鉄労(読み)てつろう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鉄労」の意味・わかりやすい解説

鉄労
てつろう

鉄道労働組合」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鉄労の言及

【国労】より

…正称は国鉄労働組合。全労協,交運労協に加盟している。…

【マル生反対闘争】より

…最初,当局は日本生産性本部に依頼して管理職から一般職員にいたる体系的な生産性教育を実施し,受講生による労働組合との対抗グループを組織した。70年3月には職員局に職員管理室と能力開発課が設置されたが,この時期以降,当局は狭義の生産性向上運動をこえて,国労・動労組合員と当局に協力的な鉄道労働組合(鉄労)員や組合脱退者とのあいだで昇給・昇格で差別を行うなど国労・動労組織の弱体化をはかった。これに対して国労,動労は組織防衛活動を強めたが,71年初めには当局との協議では解決が不可能と判断し,国鉄の生産性運動は労働組合組織破壊攻撃であると規定して全面的に反撃する方針を固め,不当労働行為摘発活動を開始した。…

【労働組合】より


【労働組合の本質】
 労働組合は賃金労働者が,労働者としての生活や地位の維持・改善を目的として,集団的に行動するために団結する組織である。イギリスのS.ウェッブはこれを〈生活条件を維持・改善するための賃金労働者の持続的団体〉(《労働組合運動史History of Trade Unionism》1920)と定義し,これが古典的定義とされてきたが,現代までの発展過程で,政治的問題や,企業経営や作業過程に対する労働者の発言権を拡張する問題に労働組合の活動領域が広がってきたため,この定義は現在の労働組合の活動を十分表現しえていないという批判がみられる。…

※「鉄労」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android