鉄梃(読み)かなてこ

精選版 日本国語大辞典 「鉄梃」の意味・読み・例文・類語

かな‐てこ【鉄梃】

〘名〙
鉄製のてこ。かなてこぼう。
※浄瑠璃・平家女護島(1719)一「大槌大杵かな手こなんどごうごうくんくん百千の鉦釣鐘」
※松翁道話(1814‐46)一「能うおっしゃって下さったと口にはいへど、耳へは這入らぬ金てこ」

てっ‐てい【鉄梃】

〘名〙 =てっちん(鉄砧)〔工学字彙(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「鉄梃」の意味・読み・例文・類語

かな‐てこ【×梃】

鉄製のてこ。かなてこぼう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android