鉢叩き(読み)ハチタタキ

デジタル大辞泉 「鉢叩き」の意味・読み・例文・類語

はち‐たたき【鉢×叩き】

空也くうや念仏のこと。
空也念仏を行いながら勧進すること。また、その人々。江戸時代には門付け芸にもなった。特に、京都空也堂行者が陰暦11月13日の空也忌から大晦日までの48日間、かねやひょうたんをたたきながら行うものが有名。 冬》長嘯ちゃうせう(=歌人)の墓もめぐるか―/芭蕉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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