世界大百科事典(旧版)内の銀河物理学の言及
【天文学】より
…これによると,物質と反物質量の非対称性や宇宙黒体放射のきわめてよい等方性などの起源が議論できることになった。
[銀河物理学]
銀河は銀河団,超銀河団に多く集中し,これらはボイドと呼ばれる銀河の少ない泡と泡の間に網目状に存在している。銀河の形成は集団にしろ単体にしろもとになる宇宙初期の密度ゆらぎが1/100程度以上あって動的に凝縮する必要があるが,そのゆらぎをつくる原因については乱流説,ブラックホール説などあるがまだ定説はない。…
※「銀河物理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」