錦光山(3代)(読み)きんこうざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「錦光山(3代)」の解説

錦光山(3代) きんこうざん

?-? 江戸時代中期の陶工
家業の京都粟田焼(あわたやき)窯元をつぐ。宝暦6年(1756)幕府御用茶碗(ちゃわん)師となり,天目茶碗,御鷹野(おたかの)茶碗を製作。また青蓮院宮(しょうれんいんのみや)の御用を命じられ,錦光山の名をもらい,以後代々錦光山を名のった。開祖小林徳右衛門からかぞえて3代とする。通称は喜兵衛,または茂兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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