錦冠(読み)きんかん

精選版 日本国語大辞典 「錦冠」の意味・読み・例文・類語

きん‐かん ‥クヮン【錦冠】

〘名〙 大化三年(六四七)に定められた冠位一つ七色十三階の第四位に当たるもので、大・小二階がある。にしきのこうぶり。
書紀(720)大化三年是歳(寛文版訓)「錦冠。大小二階有り。其の大錦(たいキム)冠には、大伯(たいはく)仙の錦を以て為れり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android