鍋島直与(読み)なべしま なおとも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鍋島直与」の解説

鍋島直与 なべしま-なおとも

1798-1864 江戸時代後期の大名
寛政10年5月3日生まれ。肥前佐賀藩主鍋島治茂(はるしげ)の4男。鍋島直温(なおはる)の養子となり,文化13年肥前蓮池(はすのいけ)藩(佐賀県)藩主鍋島家8代。古今内外の学問に精通し,藩の財政兵制をあらためた。元治(げんじ)元年11月9日死去。67歳。号は雲庵,鵞翁。著作に「仏蘭西志」「欧羅巴諸国志」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android