鍋島直彬(読み)なべしま なおよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鍋島直彬」の解説

鍋島直彬 なべしま-なおよし

1844*-1915 幕末-大正時代の大名,華族
天保(てんぽう)14年12月11日生まれ。鍋島直永(なおなが)の長男嘉永(かえい)元年肥前鹿島(かしま)藩(佐賀県)藩主鍋島家11代となる。文久3年本藩の佐賀藩主鍋島閑叟(かんそう)の代理で京都にはいり,公武合体を進言した。維新後,初代沖縄県令,貴族院議員子爵。学校をつくり育英事業につくす。大正4年6月14日死去。73歳。幼名は熊次郎。号は絅堂(けいどう)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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