鍋鉉（読み）ナベヅル

デジタル大辞泉「鍋鉉」の意味・読み・例文・類語

鍋に取り付けてある、つる。

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〘名〙

① 鍋に取りつけたつる。

※俳諧・坂東太郎（1679）「鍋弦や谷のかけはし下蕨〈調古〉」

② 女の結髪に用いる鬢差(びんさし)の一つ。銀などの針金を弓状に曲げたもの。鍋鉉鬢差。〔随筆・守貞漫稿（1837‐53）〕

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