鍛造機械(読み)タンゾウキカイ(英語表記)forging machine

デジタル大辞泉 「鍛造機械」の意味・読み・例文・類語

たんぞう‐きかい〔タンザウ‐〕【鍛造機械】

金属素材を鍛造するための機械空気ハンマー蒸気ハンマー液圧プレスなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鍛造機械」の意味・わかりやすい解説

鍛造機械
たんぞうきかい
forging machine

鍛造の際に用いられる機械類の総称。おもにハンマおよびプレス類が使用される。ハンマ類では空気・蒸気ハンマ,スプリングハンマ,板ドロップハンマ,空気・蒸気ドロップハンマなどが利用される。ドロップハンマ類は型内で圧縮・成形する型鍛造に,その他は自由鍛造に使用される。プレス類には,型鍛造に用いるクランクプレス (倍力装置つき) と速く加工できない材料の鍛練成形に使用される鍛造プレス (液圧プレス) がある。このほか,ダイナパックといわれるガス圧による高エネルギー高速鍛造機をはじめとして,据込み鍛造機やねじプレスなどが,目的に応じて使用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android