精選版 日本国語大辞典 「鍬平」の意味・読み・例文・類語
くわ‐びら くは‥【鍬平】
〘名〙
※新猿楽記(1061‐65頃)「手如二鉄一、足如二鍬枚(くはヒラ)一」
② 足のくるぶしから先の部分。
※玉塵抄(1563)一八「そこの者はあしがうまれつきに両の足のくわびらが左り右えくみあわせたやうにわにあしにあるくほどに云ぞ」
③ 「くわびらあし(鍬平足)」の略。
※浮世草子・万の文反古(1696)五「あづまそだちの女の足の鍬平(クワビラ)がなをるにもあらず候」
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