鎧馬(読み)がいば

普及版 字通 「鎧馬」の読み・字形・画数・意味

【鎧馬】がいば

武装した馬。〔晋書、劉曜載記〕已下、子弟を召して親と爲し、被甲して鎧馬に乘り、動止自隨して以て折衝の任に充(あ)つ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鎧馬の言及

【蹄鉄】より

…アジアで最も古い蹄鉄の出土遺物は,エニセイ川流域の遊牧騎馬民族の墳墓から発見されたもので,その年代は9~10世紀ころとされている。歴史家は,これより以前の前3世紀に勃興したパルティアにおいて,重装騎兵が乗る鎧馬(がいば)に蹄鉄が打たれていたと推定している。重装備の鎧馬は荷重からひづめを保護しなければならなかった関係上,蹄鉄を打たれていた可能性は十分認められる。…

※「鎧馬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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