鐘淵化学工業[株](読み)かねがふちかがくこうぎょう

百科事典マイペディア 「鐘淵化学工業[株]」の意味・わかりやすい解説

鐘淵化学工業[株]【かねがふちかがくこうぎょう】

準三井系の総合化学メーカー。1949年企業再建整備法に基づき,鐘淵紡績(現カネボウ)の化学部門を分離・独立し設立塩化ビニルソーダ主力とし,医薬品・電子材料・高機能性樹脂部門で独自製品を開発。特殊樹脂等の中間材料に強い。2004年9月よりカネカ改称。本社大阪,工場高砂,大阪ほか。2011年資本金330億円,2011年3月期売上高4538億円。売上構成(%)は,化成品19,機能性樹脂15,発泡樹脂13,食品27,ライフ10,エレクトロ9,合成繊維・他6。海外売上比率35%。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android