鐚一文(読み)ビタイチモン

デジタル大辞泉 「鐚一文」の意味・読み・例文・類語

びた‐いちもん【×鐚一文】

鐚銭びたせん1文の意》ほんのわずかな金。「鐚一文負けられない」
[類語]小銭小金ばら銭はした金目腐れ金涙金

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鐚一文」の意味・読み・例文・類語

びた‐いちもん【鐚一文】

〘名〙 鐚銭一文。きわめてわずかのかね。鐚一銭。
浮世草子忘花(1696)五「あたら銀遣すててびた一文ないに」

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