ちょうまつ チャウまつ【長松】
※仮名草子・都風俗鑑(1681)一「長松や
次郎吉までが兄分をこしらへ」
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デジタル大辞泉
「長松」の意味・読み・例文・類語
ちょうまつ〔チヤウまつ〕【長松】
江戸時代、商家の丁稚に多く用いられた名。また、丁稚・小僧。ちょま。
「―が親の名で来る御慶かな/野坡」〈炭俵〉
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長松
ながまつ
[現在地名]広神村江口 長松
江口の東にある。「新編会津風土記」では家数三六。戦国期には長松氏の存在が知られる。天正九年(一五八一)二月七日の口上(貝瀬徳二氏蔵)には、中家城に拠ったとみられる原丹波が新保村庄屋与七郎に宛て山境を定め、そのなかに「長松分」の境を示している。同一〇年三月一一日の定(重野英一氏蔵)では、この協定に上条氏・長松氏が署名し今泉村の重松内蔵之助に与えている。かつて、おこり塚があった。現在塚は崩され、その上にあった五基の板碑が路傍に移されている。
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普及版 字通
「長松」の読み・字形・画数・意味
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