長者記(読み)チョウジャキ

デジタル大辞泉 「長者記」の意味・読み・例文・類語

ちょうじゃ‐き〔チヤウジヤ‐〕【長者記】

長者かがみ」に同じ。
「親よりも次第に金銀を仕出かし、幾度の―にもはづれず」〈浮・新永代蔵・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長者記」の意味・読み・例文・類語

ちょうじゃ‐き チャウジャ‥【長者記】

〘名〙 富豪伝記
浮世草子日本永代蔵(1688)五「ずゐぶん今の小商人、よく心得て、やがての長者記(キ)にのり給へ」

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