長芋(読み)ナガイモ

デジタル大辞泉 「長芋」の意味・読み・例文・類語

なが‐いも【長芋/長×薯】

ヤマノイモ科蔓性つるせい多年草塊根は長い棒状になるほか、形は品種によりさまざま。葉は矢じり形で先がとがり、葉のわきにむかごをつける。雌雄異株。夏に白い小花が穂状に咲く。中国原産。芋をとろろ汁などにし食する。漢方では薯蕷しょよ山薬さんやくと称し薬用にする。 秋》「―掘って入日に土の香寒し/蝶衣」
[類語]里芋八頭薩摩芋甘藷ジャガ芋馬鈴薯山芋山の芋自然薯親芋種芋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「長芋」の解説

長芋 (ナガイモ)

学名Dioscorea batatas
植物。ヤマノイモ科のつる性多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android