デジタル大辞泉 「開眼」の意味・読み・例文・類語
かい‐げん【開眼】
1 新作の仏像・仏画を供養し、眼を点じて魂を迎え入れること。また、その儀式。「大仏
2 真理を悟ること。特に、技術・芸能の道で真髄を悟り、極致を窮めること。また、こつを
かい‐がん【開眼】
1 よく見えなかった目が、よく見えるようになること。また、よく見えるようにすること。「
2 ⇒かいげん(開眼)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…新しく造った画像や彫像の如来・菩薩・天部・明王・祖師像などを賛嘆供養し,神威を迎えることをいう。略して開眼,または開明,開光明といい,遷仏ともいう。この開眼に事・理二相を説くのは《和語灯録》第5で,〈開眼と申すは,本体の仏師がまなこをいれ,ひらきまいらせ候を申候也。…
…752年(天平勝宝4)4月9日に東大寺の盧舎(遮)那(るしやな)大仏像の完成を記念して行われた法要。大仏開眼供養会ともいう。開眼とは新造の彫像,鋳像,画像などに筆墨などで眼に点睛を加え,魂を入れる仏教儀式をいう。…
※「開眼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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