関根 正直(読み)セキネ マサナオ

20世紀日本人名事典 「関根 正直」の解説

関根 正直
セキネ マサナオ

明治〜昭和期の国文学者,教育家,有職故実家 東京女高師教授。



生年
安政7年3月3日(1860年)

没年
昭和7(1932)年5月26日

出生地
江戸・日本橋茅場町(東京都中央区)

学歴〔年〕
帝国大学文科大学(現・東大文学部)古典講習科〔明治19年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔明治42年〕

経歴
中村正直(敬宇)に私淑して改名。有職故実に詳しく、はじめ「古事類苑」の編纂に参画したのち、華族女学校教授、学習院教授、東京女高師教授などを歴任。また大槻文彦没後新村出とともに「大言海」の完成に尽力した。著書に故実についての「有職故実辞典」「禁秘抄講義」「公事根源新釈」「装束甲冑図解」「宮殿調度図解」「服制の研究」、歴史物語の注釈「大鏡新註」「今鏡新註」、考証随筆「からすかご」など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「関根 正直」の解説

関根 正直 (せきね まさなお)

生年月日:1860年3月3日
明治時代-昭和時代の国文学者;教育家
1932年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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