…明治前期には岸田吟香,末松謙澄らも活躍した。80年前後からの政府批判の高まりとともに御用新聞批判が強まり,しだいに勢力を弱め,88年福地は社長の座を関直彦(1857‐1934)に譲り,退社した。関はそれまでの御用新聞主義から中立主義に切りかえ,紙面を刷新して,大幅に部数を伸ばしたが,内外の策動で91年に退任し,伊東巳代治が社長となった。…
※「関直彦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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