関風(読み)セキカゼ

デジタル大辞泉 「関風」の意味・読み・例文・類語

せき‐かぜ【関風】

関所の辺りを吹く風。
逢坂の関の―吹く声はむかし聞きしに変らざりけり」〈更級

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「関風」の意味・読み・例文・類語

せき‐かぜ【関風】

〘名〙 関所を吹く風。関路の風。
※谷山本曾丹集(11C初か)「三とせ生ひの駒を手ごとになづけつつ引きくる秋の今朝のせきかせ」

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