闕所物奉行(読み)けっしょものぶぎょう

精選版 日本国語大辞典 「闕所物奉行」の意味・読み・例文・類語

けっしょもの‐ぶぎょう ‥ブギャウ【闕所物奉行】

〘名〙 江戸幕府職名一つ大目付に属し、闕所の刑に処せられた者の田宅家財の売却処分を管掌した奉行
※財政経済史料‐八・官制・勘定所職制雑・延享二年(1745)「闕所物奉行仕上一、闕所物御勘定帳改之次第 是は、闕所物員数改候立合之御徒目付書付、并落代払代金、大目付裏判証文引合候事」

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デジタル大辞泉 「闕所物奉行」の意味・読み・例文・類語

けっしょもの‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【×闕所物奉行】

江戸幕府の職名。大目付に属し、闕所の刑に処せられた者の財産の売却処分をつかさどった。

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