精選版 日本国語大辞典 「防砂堤」の意味・読み・例文・類語
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機能上から分類すれば二つに大別される。その一つは漂砂による河口閉塞(へいそく)を防ぐため、あるいは砂の移動によって港内や航路の埋没を防ぐため、防波堤に準じた構造で漂砂が移動しうる限界水深よりやや沖合いまで、通常の場合、水深が10メートル前後から20メートル近くまで海岸から長大な突堤を築造する場合に、これを防砂堤もしくは突堤とよんでいる。この場合には、底質の移動を大部分遮断することができる。
もう一つは侵食対策に用いられる突堤群をさす場合で、構造は石材や消波ブロックを用いた透過式のものと、コンクリートブロックなどを層積みにした不透過式のものとがある。突堤群は多くの場合、汀線(ていせん)から直角に沖合いへ出し、長さも砕波帯幅の40~60%、間隔は突堤長の1~2.5倍程度である。一般的な傾向として、汀線に対して斜め入射波の場合には、突堤群は効果的な侵食対策となるが、直角に入射する波に対しては効果が少ないといわれる。
[堀口孝男]
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