阿史那骨咄禄(読み)あしなこっとつろく(英語表記)A-shi-na Gu-duo-lu; A-shih-na Ku-chu-lu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「阿史那骨咄禄」の意味・わかりやすい解説

阿史那骨咄禄
あしなこっとつろく
A-shi-na Gu-duo-lu; A-shih-na Ku-chu-lu

[生]?
[没]691
突厥カガン (在位 682~691) 。骨咄禄トルコ語のクトルク Khutlugh (「天の幸を受けた者」の意) の音写。 630年以後唐に服属していた突厥の諸部族を結集して唐から独立し,モンゴル高原に東突厥帝国を復興してイルティリシュ・カガン (「諸部族を集めた可汗」の意) と称した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android